Faq よくある質問

採卵について

今月採卵を予定しています。月経3日目に来院の指示がありましたが、都合が悪く行けません。今月の採卵は見送りですか?

月経3日目が最適ですが、ご都合が悪ければ、2日目か4日目でも結構です。

今周期、採卵を予定しています。次回の診察日は午前中来院と指定されましたが、午後の診察でもよいでしょうか?

午後に受診された場合には、ホルモン値の変動によっては適切なタイミングで採卵ができず、排卵済みや卵が取れない頻度が上昇する可能性があります。指定された時間帯に必ずご来院ください。

採卵を予定しています。次回の来院指示日の都合が悪くなってしまったのですが、どうしたらよいでしょうか?

どうしても指定された日に来院できない場合は、指定日の前日か翌日の午前早めにご予約のうえご来院ください。ただし、指定日以外の診察の結果、再度の来院が必要となったり、採卵がキャンセルになる場合もあります。

採卵周期中の通院回数は何回くらいですか?

採卵周期での次回の来院日は、患者様それぞれのホルモン値や卵胞の大きさによって決定しますので、一概に通院回数をお伝えすることは難しいです。当ホームページ内当院の治療スケジュールに通院の目安となるスケジュールを掲載していますので、参考にご覧ください。

同じ治療プランでも、患者様それぞれで来院日が異なることがあるのはなぜでしょうか?

月経周期は人それぞれ違いがあります。自然周期・低刺激周期での採卵は、ご自身の卵巣の働きを利用して行うため個人差があります。また、同じ患者様でも周期ごとに反応が異なる場合があります。以前と同じお薬を使っても、周期によって採卵日は変化します。そのため来院日は患者様や治療周期により異なります。

今周期採卵予定ですが、点鼻薬を指定された時間に使用できませんでした。どうすればよいでしょうか?

点鼻薬は指定された時間にご使用いただくことが原則ですが、遅れてしまった場合には指定された2時間以内であれば点鼻薬をその時点で使用し、翌日の午前中に代表番号へお電話ください。
また、指定された時間から2時間以上経過している場合には、点鼻薬を使用せず翌日朝8:00以降早めに代表番号へお電話ください。もしくは点鼻薬を持参のうえ、翌日午前早めに直接受診してください。
点鼻ができなかった場合、採卵日・採卵時間が変更になる可能性があります。

採卵時に夫が来院予定でしたが都合が悪くなりました。どうすればよいでしょうか?

事前に専用の採精容器をお渡ししますので、採卵当日の朝に自宅でご主人様に採精していただき、採精後2時間以内にお持ちいただければ問題ありません。また採卵日前にご主人様がご予約のうえ来院し、精子を事前に凍結保存する方法もあります。

当日採精と持ち込み精子で何か違いはありますか?

当日採精と持込精子で大きくデータが変わる事は基本的にありません。ただし、持ち込みの際に冷やしすぎたり温めすぎたりといった大きな温度変化や、採精後時間が経ちすぎた場合(目安:2時間)、運動率が下がる可能性がありますのでご注意ください。なお当院では、温度変化を防止するために精子専用の保存容器シードポッドのご使用をおすすめしております。

採卵は、無麻酔ですか?

当院の採卵は基本的に無麻酔で行います。状況によっては、医師の判断により痛み止めを用いることもあります。

無麻酔採卵のメリットは何ですか?

麻酔によるトラブル(副作用)を回避できることです。麻酔薬によって呼吸抑制、呼吸停止、不整脈、術後の不快感、ふらつきなどが起きる場合があります。意識を取るだけの浅い麻酔の場合においても、採卵中に反射に基づく体動によって、穿刺した針が思わぬ方向に誘導されて事故が起きる可能性があります。また、無麻酔なので術中に直接ご本人様確認が行えるため、取違え事故防止の観点からも有用です。さらに手術中に患者様ご自身が、直接モニター画像にて採卵を確認できるという利点もございます。

遠方から通院していますが、採卵後や胚移植後に新幹線や飛行機を使って当日中に帰宅してもよいでしょうか?

採卵・胚移植後に出血や腹痛などの症状がなければ、当日中に帰宅されても大丈夫です。安静時間が通常より長く必要になることもありますので、交通機関のご予約は時間に十分な余裕を持つようお願いいたします。

次の周期の月経3日目に来院の指示がありましたが、今周期の治療を行わず少し先に延ばそうと思います。どうすればよいでしょうか?

治療をご希望の周期の月経3日目に、ご予約のうえご来院ください。月経不順などで月経が来ない患者様は、ご都合のよろしい時にご予約のうえ来院し、医師にご相談ください。

顕微授精をすると卵子に傷がつきませんか?

顕微授精では、卵子の細胞質に直接細いガラス針を刺して精子を注入しますので、人工的にとても小さな穴を開けることになります。ただし、使用する針は髪の毛より細く、先端に特別な加工を施してありますので、穴はすぐに修復されます。
顕微授精が必要かどうかは、精子と卵子の状態を考慮して決定されます。また、過去に体外受精を行っている場合は、以前の受精の状況も判断材料となります。当院ではできるだけ不必要な顕微授精は避けておりますが、約50%強の方は顕微授精が必要と判断されます。顕微授精を行う場合は、実施前に必要性についての説明があります。
顕微授精の必要性についてご提案と説明をしても顕微授精を希望されない方については、通常の精子ふりかけ法による受精を実施いたします。その場合は正常受精率の低下が予想されますので、あらかじめご了承ください。

「卵子の老化」とはどういったことなのでしょうか?

現在排卵している卵子は、お母さんのお腹の中にいるときに作られたものです。初潮時の卵子と今の卵子は同級生ということになります。したがって、年齢が高くなればなるほど、卵子が卵巣の中で過ごす時間は長くなります。その間に卵子が老化して妊娠が難しくなるというのが、卵子の老化の考え方です。

採精前の禁欲期間について気を付けることはありますか?

前回の射精から長く期間が空いてしまうと、濃度は上がることもありますが精子の運動率は大幅に低下します(死んでしまう精子が増えるため)。逆に期間が短すぎると濃度が回復しない可能性があります。個人差はありますが、バランスの良い採精には3-5日くらいの禁欲期間をおすすめしています。

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